2008年11月18日

喘息の原因細胞を特定

11月17日23時18分配信 毎日新聞


アレルギー性ぜんそくなど気道過敏症の原因となる体内物質を作る細胞を、

理化学研究所がマウス実験で突き止めた。

ヒトにも同じメカニズムがあると考えられ、

症状を抑えたり発症を予防する新薬の開発につながると期待される。

17日付の米実験医学誌に発表した。

 

理研によると、国内のアレルギー性ぜんそくの患者は約300万人。

慢性化すると、気管支拡張薬やステロイドなどを用いる対症療法が中心となり、

根本的な治療法は確立していない。

発作的なぜんそくや、せきを起こす直接の原因物質は分かっているが、

これらがどの細胞で、どう作られるのかは不明だった。

 

研究チームは、マウスのさまざまな免疫細胞で遺伝子の働き具合を調べ、

肺に多く分布するナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)にだけ

出現するインターロイキン(IL)−17RBというたんぱく質に着目。

人為的にNKT細胞を欠損させり、IL−17RBの働きを止めたマウスでは

気道の炎症が起こらないことを確認し、

IL−17RBを持ったNKT細胞が気道過敏症を引き起こす

「悪玉細胞」だと結論づけた。

 

渡会(わたらい)浩志・上級研究員(免疫学)は

「アレルギーの原因物質にさらされた初期段階で何が起こるかが分かったことで、

ぜんそくが慢性化する前に予防できるのではないか」と話している。

【西川拓】



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2008年06月23日

繁殖したカビの胞子を吸い込み発症

繁殖したカビの胞子を吸い込み発症「夏型過敏性肺炎」
2008/6/23 17:00

 

梅雨で体調を崩しやすいこの季節、咳や微熱が長引くようなら要注意。

てっきり夏風邪とばかり思っていたら、アレルギー性の肺炎に

罹っているケースがあるからだ。

 

とくに高温多湿が続く秋ぐらいまでは、繁殖したカビの胞子を吸い込むことで

発症する夏型過敏性肺炎の可能性がある。

 

やっかいなのは症状が、チェックリストの(1)(4)のように、

専門医でないと風邪とまったく見分けがつかないこと。

しかもカビが繁殖する夏季を過ぎれば自然と症状が消えてしまうため、

知らずに毎年繰り返していている人も多い。数年も続くと、体質によっては

肺胞が固く縮んで呼吸困難を引き起こす肺線維症を招く恐れがあるのだ。

 


主な原因となる「トリコスポロン」というカビは、風呂場や脱衣所の腐った木枠、

台所の水漏れ個所、洗濯機の付近など、自宅の水回りに発生していることが多い。

そのため、「家に帰ると症状が重くなる、家から離れれば軽くなるという

居場所によって症状の程度が変化するのが大きな特徴」(谷本内科クリニック・谷本普一院長)。

 

一番の治療法は原因のカビの根絶。

除菌剤でふき取ったり、表面を覆うだけでは効果がないので、

発生源をつきとめたら腐木を取り除き、徹底した修繕やリフォームが必要だ。 

★「夏型過敏性肺炎」チェックリスト

(1)ひどくはないが咳が出る

(2)息苦しさがある

(3)微熱が2週間以上続いている

(4)漠然とした風邪症状がある

(5)旅行や出張へ出かけると治る

(6)会社から家へ帰ると調子が悪い

(7)週末自宅で過ごすと症状が重くなる

(8)毎年610月に限って症状がでる

 
「すべて該当すれば疑いが強いので、呼吸器科の専門医に診てもらおう」

 (谷本内科クリニック・谷本普一院長/東京・代々木)


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2008年06月16日

交通による大気汚染と小児アレルギーに関連性

交通による大気汚染と小児アレルギーに関連性=独研究
6月16日16時7分配信 ロイター



20080616-00000817-reu-int-view-000.jpg
6月13日、ドイツの研究者らは、交通の混雑による大気汚染と
小児アレルギーを結び付ける有力な証拠が見つかったと発表した。
写真は5月、ミュンヘンの西にあるLochhausenで撮影(2008年 ロイター)

 
[ロンドン 13日 ロイター] ドイツの研究者らは、交通の混雑による大気汚染と

小児アレルギーを結び付ける有力な証拠が見つかったと13日発表した。
 

子どもがぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギーを発症するリスクは、

交通量が多い道路から50メートルの場所に住んでいる子どものほうが、

1000メートル離れている場所に住んでいる子どもよりも約50%高くなるという。
 

今回発表された研究では、

大気汚染への露出とアレルギーに関係する病気との関係を判断するために、

ミュンヘンの各地域を対象に3000人の健康な子どもを誕生時から6年間観察した。




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2008年06月14日

早期対策で梅雨カビ防止

早期対策で梅雨カビ防止 まずは乾燥、除菌し過ぎは×
6月13日8時1分配信 産経新聞


ジメジメする梅雨の季節に増えるカビ。

見た目が悪いのはもちろんだが、空気中に漂う胞子が増えすぎるとアレルギーや

ぜんそくを引き起こすこともある。

関東地方で平年より6日早く梅雨入りした今年。

梅雨が長引くと、より被害が広がりやすい。

カビを防ぐにはどうしたらいいのだろう。(村島有紀)

                   

「カビは早期対策が一番。でも、皆さんが慌ててカビ退治に乗り出すときには、

すでに時遅し…ということが多いんですよ」

NPO法人カビ相談センター(横浜市)理事長の高鳥浩介さんは、そう話す。

 


高鳥さんは昨年3月、国立医薬品食品衛生研究所・衛生微生物部長を

定年退職したカビのエキスパート。食品だけでなく、高松塚古墳の壁画の

カビ防止対策など、公共財、文化財のカビ対策に詳しい。

 


高鳥さんによると、1立方メートルの空気中には50〜100個のカビの胞子が飛んでいる。

カビの種類は4万〜6万ともいわれるが、日本ではクロカビ、アオカビなどが多く、

鼻炎やぜんそくなどアレルギーとの関係も指摘されている。

 

カビは、温度、湿度、酸素、栄養の4要素がそろうと、どこにでも発生し、

湿度90%を超えると急増する。好物の糖類だけでなく、床に落ちた髪や

アカなどのタンパク質も栄養源。1グラムのダスト(ほこり)の中には、

年平均で100万個のカビが生息しており、ホコリがたまった場所はそれだけカビがつきやすい。

                   ◇

では、カビを防ぐにはどのようにしたらいいのだろうか。

家庭内でカビが発生しやすい場所は、浴槽や台所などの水回り、タンス、押し入れ、靴箱、

床下収納など。対策としては、換気をよくするか、空気を断つかのどちらかだという。

除湿剤を使っている家庭は多いが、空気が入れ替わる場所では効果は期待できず、

除湿器やエアコンの除湿機能などを使ったほうがよい。

また新聞紙は吸湿性があるうえに、顔料や色素にカビを抑える効果があり、

靴箱などに敷くと有効だそうだ。

一方、浴槽や台所など常に水を使う場所は、カビが生える前から、2〜3カ月に一度、

除菌剤や消毒液などを塗布して予防する。

一度生えたカビは、内部に侵入し、表面を取り除いても2〜3カ月後には再び顔を出すからだ。

高鳥さんは「カビは一度はえてしまうと、なかなかとれないので予防が大切。

コーティングされ、表面がつるつるしていると大丈夫なのですが、

キズがあるとそこから侵入します。

ブラシ掃除などで表面を傷つけないことも大切です」とアドバイスする。

                   

では、最近流行の除菌機能付きのエアコンや除湿器を利用して

空気中のカビを取り除く方法はどうだろうか。

「完全には除菌できないし、そもそもする必要がない」と高鳥さん。

「海外などに行って身体が不調になるのは、空気中のカビが日本と異なり、

腸内細菌とのバランスが崩れるから。

除菌もほどほどにしないと、腸内の菌同士がケンカを始め、

体調を崩すことになりますよ」と指摘する。

「カビには、食品をおいしくする有益なカビもいますから、忌み嫌う必要はありません。

NPOとしては、カビに悩む人たちに真摯に相談にのっていきたい」と話している。

                   

同センターの問い合わせはTEL045・342・5468。

                   

■日本の主なカビの種類

◇クロカビ 空気中に多い。黒色で浴室や洗面所、北側の部屋、革類、衣類につく。温度が20〜30度で増える。乾燥や紫外線に弱く、35度を超えると死滅する。小児ぜんそくとの関連が指摘されている。

◇ススカビ 黒褐色から黒色で、野菜や果物、台所の三角コーナー、結露壁などにつく。35〜37度でも発芽する。紫外線をあてても死滅しない。胞子が比較的大きいため、アレルギー性鼻炎の原因になる。また、抵抗力の落ちた高齢者の皮膚真菌症や真菌性結膜炎の原因になる。

◇アオカビ 緑色で、畳、壁面、ベニヤなどに生える。

◇カワキコウジカビ 乾燥に強く、ハウスダストに多い。



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2008年05月21日

<せき>しつこく続く場合は思わぬ病気かも

<せき>しつこく続く場合は思わぬ病気かも……
(1)せきぜんそくに注意 働き盛りに多く

5月20日14時36分配信 毎日新聞


風邪の症状は治まったのに、いつまでもしつこく続くせき−−。

実は「百日ぜき」や「せきぜんそく」など思わぬ病気のサインの場合がある。

風邪と片づけず、早めに治療を受けることが大切だ。

 

◇せきぜんそくに注意−−アレルギー性…ステロイド薬吸入で治療

「会議中、せきが止まらず会話ができなくなったり、

ひどい時は胃液が込み上げるほど激しくせき込みました」。

東京都杉並区の会社員、我那覇(がなは)芳郎さん(32)は、

せきぜんそくに苦しんだ日々をこう振り返る。

 


4月、起床時などにせきが出るようになった。

風邪と思い市販の薬を飲んだが治らず、5月初旬、クリニックで

「せきぜんそくの可能性が高い」と診断された。

 


せきぜんそくはアレルギー性の場合が多い。

せきを起こす原因(抗原)を検査した結果、我那覇さんはスギとヒノキ、

ハウスダスト、ダニに陽性反応が出た。

ステロイド薬吸入などの治療を続ける一方、

布団に掃除機をかけるなど生活環境にも気を配ったところ、

約1週間で症状がほぼ治まった。

 


患者が20〜40代の働き盛りに多いのが特徴で、日常生活に支障が出る場合もある。

江戸川区の会社員、園部正也さん(42)は

「爆発的なせきが10分近く続き仕事が中断したり、

電車内で止まらなくなり降車駅の手前で下車したこともあった」と話す。

港区の会社員、若林徹也さん(32)は「営業職のため人前でせき込むのがつらかった。

激しいせきで吐いたこともあった」と打ち明ける。

 


中田クリニック(千代田区)の中田紘一郎院長(呼吸器内科)は

「風邪の症状が治ったのに、せきが3週間以上続く時は、

せきぜんそくの可能性がある」と話す。



喘息中田クリニック.jpg
せきぜんそくの患者にステロイド薬の吸入方法を指導する
中田クリニックの中田紘一郎院長=東京都千代田区の同院で



 ■放置は重症化も

症状は春や秋など季節の変わり目に出ることが多く、エアコンの冷・暖気や会話、

たばこの煙、雨天などがせきの引き金になるという。

気管支ぜんそくと異なり、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音や呼吸困難はなく、

空ぜきが主な症状。感染性はない。

 

治療は気道の炎症を抑えるステロイド薬の吸入と、

せきを抑える気管支拡張薬などが用いられる。

ステロイド薬は吸入の場合、血液にほとんど吸収されないため、副作用は心配ない。

 

中田院長は「最初は軽いせきでも、放置するとより症状が重い気管支ぜんそくになる可能性もある。

せきの出始めからステロイド薬を吸入すれば、症状が治まるので早めの受診を」と勧める。

 


せきぜんそくの原因ははっきり分かっていないが、

ぜんそく呼吸器ケアが専門の田中一正・昭和大教授は「呼吸で吸い込んだ汚染物質を

体外に出すせきに対して、ぜんそくはせきでも出せないものの侵入を防ぐため気管支が狭まる状態。

せきぜんそくはこうしたアレルギー反応の一つで、

環境悪化が患者増加の一因と考えられる」と話す。




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2008年05月12日

経口のアレルギー免疫療法が小児の喘息管理に有効

経口のアレルギー免疫療法が小児の喘息管理に有効


経口投与のアレルギー免疫療法(滴下剤または錠剤)が

アレルギー性喘息の小児での症状緩和に有効、

かつ薬物療法を減らすこともできることが示され、

医学誌「Chest」3月号に掲載された。

報告を行ったイタリア、ジェノア医科大学のGiorgio Walter Canonica博士は

「(経口の)免疫療法は有効かつ安全であり、投与が容易で患者にも受け入れられやすい」

と述べている。




米国で「アレルギー注射(allergy shot)」と呼ばれるアレルギー免疫療法(減感作療法)は、

ワクチンに似た作用によって効果を発揮するもので、

花粉やダニ類などの無害な物質に過剰反応しないよう免疫システムを再教育するもの。

効果は高いものの、通常は週に1〜2回の注射を3〜6カ月受ける必要があるため、

小児には好まれない。

ヨーロッパでは経口免疫療法が利用可能だが、

米国ではまだ米国食品医薬品局(FDA)の認可が得られていない。




今回の研究は、喘息患児の舌下(経口)免疫療法について

調べた研究9件をレビュー(再検討)したもので、

アレルギー性喘息と診断された3〜18歳の小児計441人が対象。

アレルギー性喘息は、イエダニ、花粉、カビなどのアレルゲンへの曝露により

喘息症状が誘発されるものである。

232人が経口免疫療法、209人がプラセボ(偽薬)の投与を受けた。

服薬スケジュールはさまざまであったが、

維持期には滴下または錠剤により週3回の投与を実施。

研究の平均期間は12カ月であった。




その結果、舌下免疫療法(SLIT)を受けた患児は喘息症状が有意に少なく、

薬物療法も少なくてすむことがわかった。

ただし肺機能を調べた研究が少なく、SLITが肺機能に有意な効果を

及ぼすかどうかについては、今回評価できなかった。



Canonica氏によると、SLITとアレルギー注射を直接比較した別の研究では、

いずれも同等の効果が認められているという。

米ピッツバーグ小児病院(ペンシルベニア州)のAndrew MacGinnitie博士によると、

SLITはアレルギー注射に比べて忍容性がよく、まれに重篤な反応が認められるものの、

注射の場合よりもずっと少ないという。

さらに、注射と異なりSLITには自宅で投与できるという大きな利点があることも指摘。

「免疫療法はアレルギー反応の原因に向けた唯一の方法であり、

経口療法は喘息患児にとって、新しく期待のもてる治療法である」と述べている。




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喘息管理を徹底できない原因の解明

喘息管理を徹底できない原因の解明


治療計画に従っても喘息の症状の改善がみられないときは、

医師とともに喘息の背景にある本当の原因を明らかにする必要がある。

米国家庭医学会(AAFP)によると、

喘息の症状が持続する原因として以下のことが考えられるという。



・ペットやイエダニなど、家庭、学校および職場にアレルギーの原因となるものが存在する。

・医師の処方に従い正しく薬剤を服用していない。

・吸入器(インフェラー)を適切に使用していない。

・使用している薬剤が患者にとって有効なものでない。

・喘息以外の原因によって呼吸器症状が生じている。

(2008年3月25日/HealthDayNews)



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妊娠中の地中海食が子どもの喘息やアレルギーを予防

妊娠中の地中海食が子どもの喘息やアレルギーを予防


魚、新鮮な野菜や果物、豆類、ナッツ、乳製品、

オリーブオイルが豊富な食事法は地中海食(Mediterranean diet)と呼ばれるが、

妊娠中にこうした食生活をすると、誕生する子どもを喘息やアレルギー症状から守る

可能性のあることが、ギリシャとスペインの共同研究で明らかになった。




研究者らは、母子468組を対象に、妊娠時から出産後6.5年まで追跡し、食習慣や、

子どもの喘息やアレルギー症状を調査した。

妊娠中の地中海食の実施状況は、約36%の母親が低レベル(質が低い)で、

残りの母親は高レベル(質が高い)だった。

誕生した子どもの約13%に持続性の喘鳴(ぜんめい)、

17%にアレルゲン皮膚反応による陽性が認められ、

約6%に喘息様症状と陽性の皮膚反応を認めた。




研究では、妊娠中に質の低い地中海食を摂取した母親に比べ、

質の高い地中海食を摂取した母親では、

喘息症状やアレルギーのない子どもが誕生する傾向が有意に高いことが明らかになった。



週に野菜を8回以上、魚を3回以上、豆類を1回以上摂取する母親から誕生した子どもは、

喘息やアレルギーが最も少なく、逆に、赤身の肉を週3〜4回以上摂取した母親の子どもでは、

リスクが上昇していた。

また、6.5歳時点での食習慣が喘息やアレルギーに与える影響は

わずかであることも明らかになった。

研究結果は、医学誌「Thorax」オンライン版に1月15日掲載された。



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樹木の多い地区では小児の喘息が少ない

樹木の多い地区では小児の喘息が少ない

近隣に樹木が多い場所に住む小児は、

樹木の少ない地域に住む小児に比べて喘息の比率が低いことが

新しい研究で示され、医学誌「Journal of Epidemiology and Community Health」

オンライン版に5月1日掲載された。



研究グループは、米ニューヨーク市の42地区を対象に、

4〜5歳の小児の喘息罹患率および15歳までの喘息による入院件数を調べ、

各地区に生えている樹木の数のほか、汚染源、人口密度、

人種および民族の構成との比較を行った。

同市では、喘息が15歳以下の小児における入院の主要原因となっている。




調査の結果、対象となった小児の9%が喘息であり、

市内には1平方キロメートルあたり平均613本の樹木が生えていた。

343本/平方キロメートルに相当する樹木密度の標準偏差増大につき、

喘息率がほぼ4分の1減少することが明らかになった。

このパターンは、汚染源、社会経済的地位および人口密度について

補正した後も認められた。


しかし、樹木密度と年長児童の喘息による入院との間には関連はみられなかった。



研究グループによると、樹木密度が小児の喘息率に直接関連しているわけではなく、

樹木が多いことにより子どもの屋外での遊びが促進されたり、

大気の質が改善されたりするために喘息が減少している可能性もあるという。

ニューヨーク市では2017年までに新たに100万本を植樹することを計画しており、

樹木密度が喘息に及ぼす影響をさらに正確に研究できると研究グループは述べている。



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2008年04月25日

児童らへの対応ガイドライン公表

<アレルギー>児童らへの対応ガイドライン公表 文科省
4月25日20時26分配信 毎日新聞


 
文部科学省は25日、学校がアレルギー疾患の児童・生徒にどう対応すべきか

まとめた初のガイドラインを公表した。

食べ物などが原因で起きる急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」

に対処する自己注射を、本人に代わって教職員らが打つことは医師法に

違反しないとする初めての見解を示した。

 

ガイドラインは文科省が監修し、財団法人・日本学校保健会が作成した。

アナフィラキシーショックの救命率は、アドレナリンを30分以内に

投与できるかどうかで大きく異なるが、本人が意識を失った場合などに

他人が注射することの是非について明確な見解は示されていなかった。

 


文科省は法務、厚生労働の両省とも協議したうえで、

「救命の現場に居合わせた教職員が注射しても医師法違反にならず、

刑事・民事責任も問われないと考えられる」とガイドラインに明記した。

 


文科省の調査(04年現在)によると、

全国の小中・高校生のアナフィラキシー患者は約1万8000人。

 


一方、ガイドラインは▽気管支ぜんそく▽アトピー性皮膚炎▽アレルギー性結膜炎

▽アレルギー性鼻炎−−について、症状の特徴や避けるべき学校活動、

発作時の対応などを示した。今月末に全国の幼稚園や小中高校、

教育委員会などに送付し、教職員や保護者への周知を図る。

 


医師がアレルギーに関する所見などを記入し、保護者が学校に提出する

「学校生活管理指導表」も初めて作成。各学校を通じて全保護者に配り、

制度への協力を日本医師会に求める。

【加藤隆寛】

最終更新:4月25日20時26分


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